養老町全域

五日市の北に、川に挟まれて将棋の先のようになっている地域があり、かつては多芸村高畑将棋頭という地名であった。
昔五日市の辺りは水田はなく、大河原という地名だった。
五日市の名前の由来は、栗笠の船着場に来ていた海産物や、関ヶ原などからの収穫物を売りに、5日ご
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養老寺、妙見堂、養老神社、道場(養老説教場)の土地は昭和20年代に宗教法人として払い下げられているが、白山神社跡地はいまだに県の所有となっている。養老の白山神社は終戦後間もなくの頃まで養老説教場の西隣、字船岡にあった。2010年現在は神社跡の礎石が残っており、
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桑名の一向一揆の時に上石津の人が応援を頼まれ、桑名に向かう道中に石畑のお地蔵を借りて行った。なぜ石畑の地蔵を持って行ったのかは不明である。
船著(ふなちゃく)神社(明徳)の祭神は船着神で、後に大山津見命(おおやまづみのみこと)および素箋鳴尊(すさのおのみこと)を合祀した。境内社に稲荷社、御鍬社、金刀比羅社がある。創建年代は不詳である。
船著神社には曳山が一両あり、普段はばらして保管している。大き
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柏尾では毎年10月18日に観音さん祭りが行われ、存徳寺の住職がお務めをする。
観音さん祭りは養老むかし話に掲載されている大悲観音のお祭りである。
養老むかし話の「柏尾の観音」によれば、以下の話が残されている。
昔、大悲観音を背負ったお坊さんが柏尾で一休み
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