上多度

1980年頃までは大人が二人手を繋いでも幹を一回りできないほどの大きなケヤキが小倉地内に何本かあったが、落雷等で倒れてしまった。

西小倉開拓の沿革と殉難者の慰霊碑が西小倉集会所の広場に建立されている。「徳命之拓心霊碑」と刻され、自然石の台座の上に横約2m、縦約1mの黒御影石で、揮毫は当時の養老町長津田洯氏による。昭和50年(1975)8月15日に建立された。
太平洋戦争中「満州国北
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専明寺(せんみょうじ)は、鷲巣(わしのす)にある浄土真宗の寺である。創建年代は不明であるが、もとは天台宗で、勢至村(せいしむら)にあった。その頃は勢至山光堂寺(せいしざんこうどうじ)と称し、多芸七坊の一であった。寛正5(1464)年に浄土真宗に改宗した。その後
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下笠輪中の悪水はすべて五三川水路によって津屋川に落としている。五三川水路を堰止めると下笠輪中の悪水が落ちなくなってしまい、輪中内の笠郷、広幡、上多度などの田んぼに水が溢れることになり、逆に大量の水を一気に流すと下流の釜段(かまんだん)の辺りが被害を被ることにな
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上多度地区鷲巣(わしのす)の、津屋川沿いの集落の辺りには河間が多かった。水が吹上げていて、洗い場になっていた。井戸も吹き上げていた。そのため、地下水がさがり、同じ上多度地区内でも鷲巣の山側や小倉の村内ではほとんど自噴水が出ない。
南小倉では2、3軒自噴水が出
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