けんちん蒸し
鯛の内臓を取り、にんじん・木綿豆腐・しいたけ・きくらげ・たけのこを白和えのようにして鯛に詰める。これに塩を振り、蒸し上げる。結婚式で出されるお祝い料理であった。
どんがね酢(す)
10㎝以下の鮒のうろこと内臓を取り、頭を落とす。身を5mm程の輪切りにし、洗って5~10分酢につける。長く酢に漬けすぎると歯ごたえがなくなるので注意すること。酢から上げ、辛子酢味噌と和え、菊の花びらを散らす。どんがね酢は、冬場の鮒に脂の乗った時期に食べる。夏場は匂いがきつくなるためこの調理法では食べない。
鮒のするめ焼き
小さい鮒を2枚に開いて、干して乾燥させたあと軽く素焼きにしてから甘露煮にする。甘露煮にするため24時間鍋で炊いたので、「24時間炊き」とも呼ばれた。
他に、とうふの八杯汁(はちはいじる)、どじょう鍋(ほぼ柳川鍋)などが挙げられる。

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蛇持は標高が低く、水害を受けやすかったが、色目の排水機ができてからはそれもなくなった。蛇持の西側に南北に除(よげ)が通っており、大水が出ても色目川へ排水される。

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飯田村の若山―二(わかやまいちじ)氏が小畑小学校に荻生徂徠の軸を寄贈した。軸は、現在養北小学校の校長室に掲げられている。

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祖父江ではお葬式を斎場で行うのは約半数ぐらいだったが、近年若干斎場の割合が高まってきたかなとは感じている。通夜に関しては自宅で行うことがほとんどである。

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飯田143では昔はフクロウやカッコウが庭に来たり、ゴイサギ、カワセミが屋敷の裏の池の辺りに来ていた。池には亀がきて卵を産んだり、狸かアライグマが庭にいたと近所の人に言われたり、部屋の中にアオダイショウが出たりするなど、自然が豊富だった。また、飯田には巨木があったと聞いたこともある。
江月の移転前の玉洞寺には今は落雷により伐採されたがイチョウの大木があった。そのイチョウは、大垣市郭町の大垣共立銀行本店あたりからも見えるほどだった。
杭瀬川の水はとてもきれいで、魚や蛍がたくさんいた。鮒の大型のものは今でも獲ることができるが、当時甘露煮にするような小型の鮒については、ほとんどを鵜が食べてしまい獲ることができなかった。小畑川には、ハゼ・オイカワ・ドンコ・ハエなど魚がたくさんいた。

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