飯田143では昔はフクロウやカッコウが庭に来たり、ゴイサギ、カワセミが屋敷の裏の池の辺りに来ていた。池には亀がきて卵を産んだり、狸かアライグマが庭にいたと近所の人に言われたり、部屋の中にアオダイショウが出たりするなど、自然が豊富だった。また、飯田には巨木があったと聞いたこともある。
江月の移転前の玉洞寺には今は落雷により伐採されたがイチョウの大木があった。そのイチョウは、大垣市郭町の大垣共立銀行本店あたりからも見えるほどだった。
杭瀬川の水はとてもきれいで、魚や蛍がたくさんいた。鮒の大型のものは今でも獲ることができるが、当時甘露煮にするような小型の鮒については、ほとんどを鵜が食べてしまい獲ることができなかった。小畑川には、ハゼ・オイカワ・ドンコ・ハエなど魚がたくさんいた。

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表示位置は移転前の玉洞寺を示している。