岡本喜十郎は、滝谷の権利が白石村へ移ったことを大変悔やんだ。薬湯風呂に着手したが4代に渡って大変な苦労をした。白石村も岡本喜十郎に援助を行っていた。
岡本喜十郎は4代に渡って養老町高田の景陽寺門徒で、過去帳にはすべての代の喜十郎が記載されており、岡本喜十郎の位牌も景陽寺に置かれている。
4代目の喜十郎が亡くなったのは明治15年(1882)である。

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岡本喜十郎の顕彰は「養老町史」に有り。表示位置は薬湯風呂のあった位置を示している。