室原、祖父江、江月、飯田、飯積の5つの輪中は徳川中期から領主を尾張藩、天領、大垣藩の3つに分けられた。為政者を分散し、一ヶ所が力を持たないことを重視した政策である。5つの輪中が集まるという特殊な地域であり、地形的にもそうならざるを得なかった。小・中の河川が入り乱れ、小畑川、泥川色目川、相川、大谷川、杭瀬川、立出(たてだし)川、牧田川の8河川がそれぞれの輪中に個別に用水経路、落水経路を引いている地域である。

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表示位置は祖父江を示している。