養老町全域

祐泉寺の開基は大永4年(1524)である。
祐泉寺では、正徳4年(1714)以降の過去帳が保管されている。帰命尽十方無碍光如来(きみょうじんじっぽうむげこうにょらい)の脇掛があるが、蓮如上人の字体に似ており、表装されているため裏書が分からないがかなり古いもの
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小畑地区全体では昭和37、8年(1962,1963)頃、土地改良に合わせて各地区に新しく排水機能を充分に持った排水機が設置された。色目川排水機、江月排水機、祖父江排水機等である。

江月の治水工事の際には地主が工事人夫のために米の炊き出しをした。その時に使った釜がある。
徳川時代の江月輪中は河床の上がった川に囲まれており、他の村を通って下流に流さないと水が落とせなかった。そのため江月伏越樋管をつくり、江月→牧田川の下→烏江→金草川の下→
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江月伏越樋管(えつきふせこしひかん)は小畑川の川敷きから牧田川の川底を通って烏江に水を落とす仕組みになっており、厚さ10cm~12cmの松の板を木枠に使ってトンネルにした。現在でも牧田川の下には工事の名残として伏越樋の木枠が残っている。堤防等水位の高低差のある
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楽邦寺の現住職(平成22年)は昭和52年(1977)に兵庫県から祖父江に移住した。祖父江の公民館が出来る前までは年中行事の寄り合いの場として楽邦寺本堂が使われていた。子供会の行事や人形劇(腹話術)には世代間のつながりを意識して、積極的に関わるようにしている。誕
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