養老町全域

愛宕神社の南に地蔵堂があり、また愛宕神社のそばに小さな禅寺の庵があった。地蔵堂の地蔵祭りに使っていた行灯を洗っていたところ、下紙に「森月庵(しんげつあん)」と書かれていることが発見された。
高田に森藤(もりとう)という屋号の油屋があり、森藤造(もりふじぞう)
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高田に愛宕神社がある。宝暦10年(1760)前後に高田祭りが始まっているが、その何年か前に京都の愛宕山から神様を勧請して祀ったのが愛宕神社の始まりである。火の神様を祀ったにも関わらず、その後寛政6年 (1794) の大火により高田町周辺はほとんど焼失した。
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景陽寺(養老町高田215-2)は、親鸞を開祖とする浄土真宗の真宗大谷派の寺院である。昭和29年(1954)に発行された「たか田」に掲載されている景陽寺の沿革によると、開基は天文8年(1539)、釈了知(しゃく りょうち)による。釈了知は三河の国堤(つつみ)村の
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永禄9年(1566)の絵図によれば現在よりも小畑川は細かった。小畑川、立出川(たてだしがわ)の湧水が流れる川なので、水質がとてもきれいである。

現在大垣市野口町の聚楽寺(じゅらくじ)は、中世には蛇持地区の字法善殿(ほうぜんでん)地内にあったと伝えられている。杭瀬川堤防改修により移転されたという意見と、水害により移転したという意見があった。蛇持経塚は聚楽寺が関係しており、寺に文書が残っているのではないか
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