タギゾウくんの養老ノート・・・養老町で見聞きした様々な情報を、テキスト・画像・位置を基に掲載しています。

経済 | タギゾウくんの養老ノート | Page 62
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経済

川瀬彦兵衛

祖父江の庄屋川瀬彦兵衛は牧田川沿いに堤防を作り、自分の土地と百姓を守るため祖父江の飛地として現大垣養老高校辺りの字向野を確保することに執着した。各輪中の庄屋も同様にここの土地を重視し、取り合いになった。 笠松代官所の文書によると川瀬彦兵衛は幕末の頃に堤防取締 [...]

小畑の排水機

小畑地区全体では昭和37、8年(1962,1963)頃、土地改良に合わせて各地区に新しく排水機能を充分に持った排水機が設置された。色目川排水機、江月排水機、祖父江排水機等である。

江月の排水

江月の治水工事の際には地主が工事人夫のために米の炊き出しをした。その時に使った釜がある。 徳川時代の江月輪中は河床の上がった川に囲まれており、他の村を通って下流に流さないと水が落とせなかった。そのため江月伏越樋管をつくり、江月→牧田川の下→烏江→金草川の下→ [...]

江月伏越樋管

江月伏越樋管(えつきふせこしひかん)は小畑川の川敷きから牧田川の川底を通って烏江に水を落とす仕組みになっており、厚さ10cm~12cmの松の板を木枠に使ってトンネルにした。現在でも牧田川の下には工事の名残として伏越樋の木枠が残っている。堤防等水位の高低差のある [...]

色目川

色目川の水利権は大坪より上流も大坪が全て所有していた。室原は山田用水を利用していた。江戸時代以降、色目川の圦(いり)の入り口、大坪地区字田中に水車小屋があり、村人はそこで米を搗(つ)いていた。 大坪の色目川の堤防の桜は、大橋武夫氏の父(治一(じいち)氏)が植 [...]