経済

広幡では土地改良は伊勢湾台風の影響が大きい。広幡地区内の事業費が3800万円程度であった。
工事の大部分が人力で行われ、日当が280円~800円程であった。
昭和34年の伊勢湾台風により、農家が大打撃を受けた。農業収入がゼロの年が続いたため、国により昭和3
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大跡の六社神社境内に、集中豪雨と伊勢湾台風時に浸水した水位を示した柱がある。集中豪雨のほうが浸水水位が高く、根古地で堤防が決壊し、水が一日かけて大跡まで上がってきた。大跡だけに輪中堤防(あほ除)があり、水の到達が遅らせることができた。あほ除は明暦2年(1656
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金草川にファブリダムがある。発動機でゴムを膨らませて水をせきとめたり、萎ませて水を流す。昔は杁(ゆり)で調整していた。口ヶ島は金草川の水利権を持っているが、割合は不明。水利組合で交代制でダムの調整をしている。
滝谷の逆流を防ぐため明徳の源氏橋の所に水門が築か
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明治初期にはご飯さえ食べれれば垣根や植木の手入れをやりに来てくれる人はいた。
大場では夏の稲の植え付けがすむと蚕の世話をし、合間に川の藻を取った。藻は竹2本で巻き取って舟一杯に積み、田や畑に入れて肥料にした。また、田舎ではトイレットペーパーの代わりにした。年
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2010年現在は大場と三つ屋を結ぶ除(よげ)を削ってしまっている。
大場八幡神社の北側の鼻ヶ橋(はながし)まで来る除(よげ)を2010年現在造成中で、2011年に完成予定である。
鼻ヶ橋には樋門がある。
大場は元々低い土地ではなかったが、水が出ると上流か
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