大巻では8月23日に小坪排水機近くで地蔵祭りが行われる。提灯を飾ったり、近所の子供におやつを配るなどしていたら、次第に他地域の子供も集まるようになった。
瑞穂では朝から作った大きな松明をもって行列をし、虫を牧田川まで送っていった。昭和30年頃までの行事である。
瑞穂の左義長は今も続き、各部落の神社で行われている。瑞穂西では1月14日と17日の年に2回行われていたが、最近は1月14日に近い日曜日1回に変わった。
瑞穂は粥占いはやっていない。
瑞穂地区の行事は大代・西条(にしんじょ)・柳原・枠池・他領(たりょう)の5つに分けて運営しているが、祭礼などの年中行事はそのうちの4部落を中心に行っている。瑞穂の神明神社は瑞穂地区の西側にあり、秋祭りを10月10日に開催している。秋祭りでは横笛、太鼓、鐘などを演奏しながら枠池から大代の神明神社までねり歩く。太鼓の競演も4部落で行うが、お祭りには5部落全部が参加している。
祭礼の為に、4部落の中から宮総代1人、氏子総代を各部落1人ずつの計4人を選ぶ。昔は庄屋が宮総代を務めていたが、2010年現在ではそういった風習は無くなり、4~5年前に宮総代を選ぶ時などは中々なり手がみつからずに苦労した。
宮経費は一戸当たり年間1000円で200軒近くあるほぼ全戸から集め、祭礼の御祈祷の経費や大麻料として使われる。宮の修繕などが必要になれば別で集める。
瑞穂では10月の第2日曜日に、瑞穂小字西条(にしんじょう)の大神宮・秋葉神社のお祭りを西条地区だけで行う。