柏尾地区は、一村一神社一箇寺であり、神明神社と存徳寺を擁する。団結力があり、協力体制が整いやすい。全体の戸数は旧柏尾村では31軒が昔から住んでおり、南の方に旧柏尾村からの新家で3軒ほど、白鶴荘あたりを新開地と呼び17~18軒ほどで構成されている。新開地の方は、存徳寺門徒でない家が多いのではないかと思う。
柏尾地区には4班あり、構成は存徳寺から東へ下る道を挟んで南北に二分し、更に東西に二分する。総代長は家の並び順で1年毎に交代される。総代長の両隣りの2軒が総代を務める。
存徳寺の西方に柏尾城があった。城主や築年代などは不明である。