五社神社の総代長を務めたA氏がリーダー的存在となって雅楽を始めた。B氏は篳篥を担当していた。B氏の本業は農家だったが、唯一の楽しみとして雅楽を続けた。2010年現在若い人はあまり参加していない。絵天楽(えてんらく)を田代神社、五社神社、多岐神社、押越八幡神社のほか、主に寺院の御遠忌法要で演奏した。最近では公民館やふなやす(瑞穂506-2、セレモニーホール)、町内各寺院で演奏した。
南宮大社の演奏は宇田の雅楽の会からは参加していない。
篳篥の口部は葦でできているが、今は扱っている店が少なく、現在使用されているものは名古屋の楽器製造会社が作っている。篳篥の露を取る為に夏でも火鉢が必要だった。
宇田の集会場には雅楽に使われる太鼓や笙などが置かれていた。

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"上田文作氏=宇田の人。昭和25年より養老町議会議員、農地委員等を歴任された。 表示位置は宇田の集会所を示している。