2010年現在、多岐神社の北西に隣接する神明神社(三神町)は、元々牧田川の河川敷にあたる所にあった。
地元に伝わる話によれば、神明神社(三神町)は、このあたりが大墳村(おおつかむら)と呼ばれていたころに、上流から水害で流されてきた神様をお祀りしたことに始まると言われている。
昭和15年(1940)の秋祭りの写真からは、顔に化粧をした地元の青年団が、神武天皇即位紀元(皇紀)2600年を祝っている様子が伺える。
当時青年団は、神明神社のお世話をしていた。彼らが始めた相撲大会は2012年現在でも行われている。