タギゾウくんの養老ノート・・・養老町で見聞きした様々な情報を、テキスト・画像・位置を基に掲載しています。

地域 | タギゾウくんの養老ノート | Page 33
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地域

昭和中ごろの遊山

1950年代、A氏は子どもが小さい頃、象鼻山によく遊びに行った。草だらけの細い道を走って登った。松茸は、A氏が探してもちっとも見つからなかった。皆が採った後だったのか、場所が違っていたのかもしれない。A氏のおばさんや子どもたちは小さいのを採って来た。象鼻山の松 [...]

養老町のトラコーマ患者

昭和24年(1949)に養老へ来た時にびっくりしたのは、トラコーマ(伝染性の結膜炎)患者が非常に多かったことである。名古屋ではトラコーマはなく、大学に一人患者がいると珍しかった。また、養老では斜視、弱視、視力の悪い子が多かった。大学でその話をしたら、驚かれ、論 [...]

半田眼科の歴史

昭和24年、名古屋大学の眼科教室の学生であった半田登喜代氏は、4月に長女出産の予定で、大学を休んでいた。1月は、半田氏のご主人が各務原にいたので、そこで毎日靴下のつぎをするなどしていた。2月に配給のお米を取りに行き、1俵弱を担いで帰る時に破水してしまった。どん [...]

養老町内の小学校の改良

養老小学校を良くするために、衛生面では各階に手洗いをつけた。また、暗いと子どもの姿勢が悪くなるため、照明を配慮し、窓際と廊下側で明るさが変わらないようにした。 半田登喜代氏は、どこの学校へ行ってもトイレを見るので「便所会長」と呼ばれていた。養老小学校のトイレ [...]

高林のイチゴ狩り

養老町の養老公園内字高林では戦後、イチゴ園があり、イチゴ狩りができた。場所は現在の養老天命反転地の東側、公園事務所の辺り一帯や、孝子神社から伊勢街道までの間一帯である。 高林のイチゴ狩りは、一旦入場すると取り放題であった。アイスクリームの機械を持って行って、 [...]