養老小学校を良くするために、衛生面では各階に手洗いをつけた。また、暗いと子どもの姿勢が悪くなるため、照明を配慮し、窓際と廊下側で明るさが変わらないようにした。
半田登喜代氏は、どこの学校へ行ってもトイレを見るので「便所会長」と呼ばれていた。養老小学校のトイレは、ぼっとん便所だったので、子どもたちは「学校のトイレ怖いもん」とぶるぶる震えて、学校のトイレには行かずに、家に帰ってきた。当時は水洗便所ではなかったので、それも変えた。トイレは、子どもたちに掃除をさせていたが、どうしても手抜かりがあるので、一週間に一度は親が掃除をするように指導した。トイレは衛生面で一番大事なところである。昔のトイレは、汚く、使用後に手も洗わなかった。
当時の校舎は2階以上にはほとんど洗面台がなかったので、床に穴をあけて水道管を通し、全校生徒がこまめに石鹸水で手を洗うように指導した。
最近は、学校に冷暖房がつくようになったが子供の健康にはかえって悪いと思う。夏は汗をかく方が良いのではないか。ただし冬のストーブは良いであろう。

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