津島街道
津島街道の渡船場が、旧今尾橋の辺りにあった。津島街道は、枠池に上がり、根古地湊の渡船場へ通って大場へ抜けた。途中に根古地の道標があった。
タギゾウくんの養老ノート・・・養老町で見聞きした様々な情報を、テキスト・画像・位置を基に掲載しています。
地域
津島街道の渡船場が、旧今尾橋の辺りにあった。津島街道は、枠池に上がり、根古地湊の渡船場へ通って大場へ抜けた。途中に根古地の道標があった。
明治初期にはご飯さえ食べれれば垣根や植木の手入れをやりに来てくれる人はいた。 大場では夏の稲の植え付けがすむと蚕の世話をし、合間に川の藻を取った。藻は竹2本で巻き取って舟一杯に積み、田や畑に入れて肥料にした。また、田舎ではトイレットペーパーの代わりにした。年 [...]
大場の地名の由来は、和名類聚抄が938年に編纂された時にはすでに「大庭=おおば」という記述が見えるので、それ以前から大場は拓けていたと考えている。なお、大庭はその後大葉となり、2010年現在の大場表記になったのは300年ほど前である。明治20年に大場村と有尾新 [...]
大場の虫送りは、7月の終わり頃に、昭和20年頃まで行われていた。 昔は、地主の家が持ち回りで場所を提供し、酒と麩のつまみで虫送り行事を行った。藁と竹で10数mの大松明を作って、虫を退治するのが目的だが、行事の起こりは虫に乗り移った平実盛の霊を西の京へ送り返そ [...]
大場では2010年現在も伊勢参りが行われている。代参者が朝から伊勢へ詣で、午後5時に燈明橋で帰ってきた代参者を出迎え、大場の南宮大社に御札を納めた後に八幡神社の社務所でも御札が納められ、会食が開かれる。