祭礼

柏渕家の縁により、下河原の車山は愛知県清須市から買った。文書等は残っていないが、柏渕家が費用を出していたと思われる。浴衣3枚の衣装の保管、維持や休憩所の提供も柏渕家が行っていた。
西町車山の台車は長浜のものである。長浜の大工が高田に来て台車を作った。西町の後
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田代神社の例祭は下高田が中心になって行っていた。ある時期下高田と西町の間で田代神社の秋祭りの出し物の件で意見が合わなくなり、西町は西町で神社を持とうということになった。昭和12年12月に柏渕家の土地を買い受けて愛宕神社の御旅所を設けた。田代神社の祭礼から高田の
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高田の各町内で神明神社、燈明さんを持つ所は2011年現在も伊勢迎えをしていると考えている。町内の神事係りが代参する。
高田の元町では秋葉参りを11月、伊勢参り1月5日に行っており、それぞれ3人がくじで選ばれて代参する。戻ると宮司によりお祓いを受け、食事会を開
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荘福寺では1日と15日は常半(じょうはん)を勤める。報恩講は年行司によって世話をされ、昔は3日続いたが現在は1日になった。

田代神社は、 慶長 6年(1601)12月26日に、本町字古宮から現在地の田代町257-2に水害を避けて遷座した。それに続いて住民も全体的に水の付かない所に移動してきたと田代神社誌にある。一説によれば住民の移動には、当時の地主階級の働きが大きかったともいわれる
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