祭礼

島田の伊勢参りは昭和30年頃まで行われていた。昔は金草川沿いの湊跡、字楽地から船で参った。この地は、中世には楽市楽座が開かれていた場所であると伝えられている。
島田の痘瘡送りは昭和30年代頃まで行われていた。
島田の虫送りは昭和34年以前まで誘蛾灯(ゆうが
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島田八幡神社境内の天然記念物の椎の木の樹齢は推定400年程ではないかと思う。
祭りの時参道には108張の提灯が飾られ、拝殿に飾られる注連縄は氏子で作成する。巫女を務めるのは本家の女子と決まっていた。
神社の普段の運営費などは、各戸750円徴収している。その
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高田は名古屋と舟運によって商取引等の関わりが強かった為に車山も名古屋から購入された。
西町車山の彫師立川専四郎も名古屋経由で諏訪から来たのであろうと思う。
山口医院(押越693-1)の西の方に高田の市場があった。金草川の船着場の最終点であり、付近に燈明もあ
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西町の囃子は、半田、羽島、長浜等の囃子が伝わっているとは言われているが、詳細は不明である。
西町の囃子笛は草笛の類で、以前は自作していた。山崎氏から譲り受けた、1800年頃から使用されている笛をA氏が所有されている。その笛を手本に熱田神宮の楽人も出入りする楽
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西町の氏子総代は選挙で決められ、任期は3年である。祭事委員が15名選出される。内委員長が1名、理事が2名、会計が1名である。祭事委員長が選挙を取り仕切り、委員以外から氏子総代を選出する。昔は氏子総代は襲名制だったが、現在はあまり世襲しない。氏子総代は車山の巡行
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