西町の囃子は、半田、羽島、長浜等の囃子が伝わっているとは言われているが、詳細は不明である。
西町の囃子笛は草笛の類で、以前は自作していた。山崎氏から譲り受けた、1800年頃から使用されている笛をA氏が所有されている。その笛を手本に熱田神宮の楽人も出入りする楽器屋で新たに10本制作してもらった。現在はそのうち5本しか残っていない。
囃子は祭りの前の10日間ほど練習を行う。昔は若者もきちんと正座をして自ら進んで覚えたが、最近の人ではそうはいかない。囃子のメロディーも簡略化され、笛の運指が簡単になるように変わってきている。
表示位置は西町車山蔵を示している。