交通

土地改良の時に字名の一部変更があった。宮の名前を取って室原の一部を小栗栖(おぐるす)、色目から新宮(しんぐう)までを新宮、東のほうを住吉とした。
小字の茶園原(ちゃえんばら)にはお茶所があったのではないかと思う。
宇田、安久、中、豊、色目、橋爪、別所の日吉
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綾野~大野~室原北~新宮~岡ヶ鼻を通る多良街道があり大垣古道ともいう。しかし、現在道標は残っていない。
綾野渡より室原に向かって西に直進する道を中道といい、それと平行する泥川の堤防道を東へ行き、大野の前へあがるのが昔の多良街道である。大正3年(1914)の土
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室原は滋賀県江州(ごうしゅう)、滋賀県米原、垂井町などとの関わりが強かったため、それらの土地の文化として文楽や車山が入ってきている。
特に室原文楽に関しては、近江からの薬売りが室原文楽の発祥ではないか(人寄せの為に芸を披露していた)という説と、土佐の薬売りが
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江戸時代からの氏子の戸数は分家が多いため増えている。熊野神社で10月の祭礼時に3台の車山の前で、戸数分の提灯を灯していた。数十年前は103戸だったが、2010年現在は約250戸数ほどに増えた。
車山の虫干しを正海寺の本堂で行っていたが、車山蔵が出来てからは正
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