行事

和田では虫送りは行っていなかった。
和田では誘蛾灯があった。油を使って灯をつけ、害虫を集めた。小学校に入ると6年生くらいまで稲の害虫取りをした。苗場ができると、学校の午後の授業が終わってから、班長に連れられて虫取りに行った。稲の葉先の虫をとり、瓶の中に入れて
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和田では結婚したら報恩講の時は、姑が嫁を連れてお参りに行った。現在はそういった習慣はない。

笠郷で昭和10(1935)年頃は、高田祭に行かないと恥ずかしかった。親の都合が悪い時は、隣の人に連れて行ってもらうこともあった。
後にA氏が池辺小学校に教師として赴任してきた頃、池辺は日吉や室原など、養老の北の方とは交流がなかったが、やはり5月の高田祭には行
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下笠では4月に田んぼ休み(野休み。「のやすみ」または「のうやすみ」)が1日あった。野休みに田んぼへ行くと、罰金を取られた。罰金を出さないと、村八分にされた。火事、葬式以外村八分にされてしまうので、皆従った。やがて戦争が始まり男手が無くなると、野休みなど村共通の
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下笠では昔は、結婚や子どもの誕生で、寺や神社へお参りに行った。特に、子どもが生まれた時は氏神の子(=下笠の子)になるということで、神社へ初参りに行く。A氏の息子たちが生まれた時もお参りに行ったが、現在の人たちはどうしているか分からない。
下笠のA氏が生まれた
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