行事

飯積山光敬寺(いいづみさん こうきょうじ)といい、村の名前が山号に付いている寺は珍しいといわれるが、寺の由緒は不明である。
光敬寺の総代はほぼ各家で継承している。年行司は東組と西組で交代制としている。昔は御代本(おだいほん)を寺から各家に迎え、家で葬儀を行っ
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直江の春日神社は、元々南直江の西光寺(さいこうじ、直江字中瀬古)近くに建っていた。直江の八幡神社(直江字経堂)も、元は南直江に建っていたが、昭和26年に2社同時に遷座して現在地に合祀した。春日神社は全国でおよそ3000社あるが奈良の春日大社が本社であり、直江の
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一色では虫送りを昔は行っていたが、今は行っていない。

南小倉のA家の菩提寺は禅宗の寒窓寺(海津市南濃町)である。A家で法事など、人が集まる時には必ず寒窓寺と観音寺(小倉、臨済宗妙心寺派)の2箇寺にお参りする。寒窓寺の門徒は現在21戸だが、一時期無住の時があった。
寒窓寺の本山は京都の妙心寺である。A氏は本山が催
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大般若経を読む会は、昔押越の村が大火に遭い、相次いで疫病が流行したため、厄除けを祈願するために慶応4年(1868)にできた会である。会は経典の虫干しも兼ねて10月の農繁期が終わった後に行っている。2011年現在でも続いており、隔年で行われている。以前は家を新築
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