伝説

桜井では養老山に風穴がありそこを通って神社の湧水が湧き出ていると伝えられているが、風穴の場所ははっきりとしない。白鳥神社の入り口にある池は、大雨が降ろうと渇水になろうと水位が変わることがない。山手では鹿が作物の新芽を食べてしまう等の被害がある。

桜井の集落の北側入り口のところに牛馬頭観世音が祀られている。高さ2m弱の御社の中に祠が収められていて、その中に御神体が祀られている。
その地に植えられていた萱(かや)の木が邪魔だったため切った後に木から血が出たり、牛が不思議な病気にかかったり禍が続いたため、
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上方の白鳥神社の神宿の起こりとして、以下の話が伝わっている。神社から鰐口を盗み出した盗人が牛谷(上方)まで逃亡したところ体の自由を失い、動くことができなくなった。盗人が鰐口を戻すと許しを乞うたところ、体が動くようになった。それ以降盗難を危惧する氏子が神社に変わ
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上方の白鳥神社の境内には大きな欅があったが、枯れ始めたので倒して売ったところ300万円程で売れた。昭和に入ってからの話ではあるが、正確にはいつ頃のことなのかはっきりとしない。
上方の白鳥神社にも古墳があったと聞いている。
上方の白鳥神社には戦勝祈願に訪れる
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桜井の白鳥神社の由緒や上方の白鳥神社との関係は不明である。奥の御社(みやしろ)のところに狛犬があったが、盗難にあってしまい今はない。また賽銭泥棒にもよく遭った。ただ、賽銭泥棒については賽銭箱の鍵の仕組みを開き難いものにしてからは被害に遭っていない。白鳥神社のお
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