桜井の白鳥神社の由緒や上方の白鳥神社との関係は不明である。奥の御社(みやしろ)のところに狛犬があったが、盗難にあってしまい今はない。また賽銭泥棒にもよく遭った。ただ、賽銭泥棒については賽銭箱の鍵の仕組みを開き難いものにしてからは被害に遭っていない。白鳥神社のお祭りは10月2日に行っている。日付については土曜・日曜に変えてほしいという声もあるが、曜日に関係なく2日に固定している。燈籠に明かりを灯し、境内で神事を行うが、特別な儀式はない。提灯は献灯ということで各戸からそれぞれ1個、計45個出しているほか参道にも灯す。昔は7つの燈籠をつけた枠を3箇所に灯した。白鳥神社の社殿の脇には御鍬神社があり、境内の脇を上がったところに秋葉神社がある。
白鳥神社(桜井)には明治期の手筒花火を描いた額と、明治期に境内の池に落ちた女性が水を一滴も飲まずに助かったという伝承を記した額が白鳥神社の社殿の中に掛かっている。

Posted in 伝説, 信仰, 祭礼, 行事, 養老 | Tagged , , , | Leave a comment
白鳥は桜井が元で、上方が後からつけた名称であるという人もいた。 表示位置は桜井の白鳥神社を示している。