小畑

仁位は山田用水と井戸で潤っていた。番水制もあり、上流の橋爪へ酒を持って行って水利の交渉をした。
仁位のあたりは南北方向には土地の高低差が無く、水路は南に突っ切っているため水が流れない。
大垣市上石津町の広瀬ダム取水口から豊の日吉小学校東までを山田用水として
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現在、角田の三宅家では蓮沢寺を手次ぎ寺とし、了覚寺、正覚寺に参る。角田の高木家は了覚寺を手次ぎ寺とし、蓮沢寺、応順寺に参る。同じ地区で手次ぎ寺が別々になった経緯は不明である。
角田、杉本には三宅代三(みやけ だいぞう)という日吉村長を務めた人がいた。

牧田川(まきたがわ)は、木曽川水系の一級河川である。岐阜県大垣市上石津町の五僧峠付近に水源があり、岐阜県大垣市と養老町、安八郡輪之内町を流れる。全長41.1 kmで揖斐川に合流し、伊勢湾へと流れる。
広瀬橋の辺りの牧田川を別名広瀬川というが、その辺りに渡しが
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室原には「七箇寺八三昧」という言い方があったと聞いているが、現存する五箇寺(安福寺、正海寺、長願寺、蓮沢寺、福源寺)と廃寺になった東光寺を合わせても6箇寺にしかならず、残りの一箇寺が不明である。
また、室原には七人(七人の偉人)、七寺、七三昧(7か所の火葬場
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多岐神社は養老町一円と大垣市を一部含む村落内の55社の宗社であり、毎年4月の例祭には付近の神社総代が招待される。A氏も昔、篠塚神社総代を務めていたので招待されたことがある。多岐地区の御夫人方が立派な料理を振る舞い、折箱や土産まであった。神饌料として橋爪の神社費
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