室原

正海寺境内にある石碑、「正海寺のあらまし」によると、当初、天台宗福寿海院(ふくじゅかいいん)として開基し、栗原山九十九坊の内の一寺であったが、寛永6年(1629)に貫主の定龍(じょうりゅう)が浄土真宗大谷派の教如上人に帰依し、金龍山正海寺として開基した。安政6
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安福寺(あんぷくじ)の現住職は2010年現在で22代目である。
安福寺の由緒は、奈良時代(710-794)に行基信仰が盛んであったときに河内国安福郡(かわちのくにあすかべぐん)(現大阪府柏原市)に行基菩薩を祀ったお寺が建てられたことによる。
その後、衰退し
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安福寺山門の前に釈先啓(しゃくせんけい)の徳を称えるための頌徳碑(しょうとくひ)が建っている。
釈先啓は、字を了雅(りょうが)といった。15、6歳の頃から全国を回り、開祖の真意を、蓮如上人の足跡と合せて全て記録し、推敲を加えたものを大谷遺跡録としてまとめた。
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