北野の二十五日講
北野では毎年2月25日にお講さんが開かれ、北野二十五日講とも呼ばれる。北野地内にはお寺がないが、北野の村民の手次ぎである浄蓮寺、正覚寺、応順寺、長願寺と宇田の西勝寺、西徳寺の六ヶ寺の住職を招いて先祖供養のお勤めをする。 また、達如上人が授けた「おふみさん(御 [...]
タギゾウくんの養老ノート・・・養老町で見聞きした様々な情報を、テキスト・画像・位置を基に掲載しています。
養老町全域
北野では毎年2月25日にお講さんが開かれ、北野二十五日講とも呼ばれる。北野地内にはお寺がないが、北野の村民の手次ぎである浄蓮寺、正覚寺、応順寺、長願寺と宇田の西勝寺、西徳寺の六ヶ寺の住職を招いて先祖供養のお勤めをする。 また、達如上人が授けた「おふみさん(御 [...]
桑畑が仁位の周囲にあった。A氏が桑の葉を摘む手伝いをしたことがある。A氏の所では筵(むしろ)の生産もしており、一日10枚ほど作っていたこともある。筵の品評会もあった。 橋爪は養蚕が盛んで、現在の養老サービスエリア一帯は桑畑だった。B氏の祖母が糸繰りから機織り [...]
宇田の青年団は西勝寺が総元であった。社務所などを借りて会合を開いていたが、畳と板の間の二部屋があり新人は板の間にしか座れない等上下関係が厳しかった。追弔会(ついちょうえ)や敬老の日には二斗釜で湯立てのご飯を炊いたり、ごちそうを作るのが大変だった。
岡ヶ鼻の辺りに軍人畑があり、畑の中に用水が通っていた。軍人畑は現名神S.A.の辺りにもあり、サツマイモを栽培していた。なぜ軍人畑と言われていたかは分からない。
北野神社の例祭は4月25日に行われ、馬頭観音を祀る馬頭さん祭りも兼ねている。 北野の馬頭観音、地蔵盆は西徳寺、西勝寺に交代で勤めてもらう。 昭和35年(1960)に北野天満宮・馬頭さんの神事は北野のみで行うようになったが、それ以前は宇田全体で行っていた。