養老町全域

鬼頭家の子孫が医者をしていたが、子どもに恵まれなかったことから、屋敷の維持管理が難しくなった。小出氏の先祖が多額の借金をして購入したが、それでも一度に購入することは難しいため、分筆をしてもらいながら購入した。
小出氏の父親は鬼頭家の墓所にも注目を集めたいと思
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釜段では葬式の際、鍋で出汁をとり、とろろ昆布と胡椒をたくさん入れて炊いた「こしょう汁」を飲む。胡椒の辛味で涙を流す為や、気分ををすっきりさせる為など諸説ある。海津市平田町の方でも葬式の際に出され、薩摩のほうでも葬式で飲むという話を聞いたことがあるので、薩摩義士
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大場のA氏の家は、3~4代前まで魚の卸しをしていた。小作に金を貸した台帳や明治33年の木曽三川分流改修工事の竣工式の寄付を募った文書や魚屋丸七時代の金銭出入金などの資料がある。3~4代前は滋賀県の方へも魚を卸しており、かなり大きな取引をしていたらしい。それによ
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小坪のA氏は小学校4年生まで、駒野文教場に通った。

直江の元庄屋である杉野家では明治以降に駕籠の使用を許可された。他にも4軒だけ駕籠の使用許可が下りた家がある。
南直江から五日市あたりまでの牧田川跡地は杉野家の土地であり、戦時中には飛行機の滑走路として使用されていた。杉野家の屋号は大柳(おおやなぎ)で、近所の
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