養老町全域

養老町には昔下池(しもいけ)と呼ばれた大きな池があった。下池は200町歩(約198.3ha)あって残っていれば岐阜県で最大の池であった。
養老町史の中に下池で1年でウナギが1000貫目(約3750kg)獲れたという資料がある。
駒野新田の庄屋国枝彦太郎とい
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大場と大場新田には八幡神社2社、西運寺、大神宮、地蔵堂がある。大場の八幡神社は2回位置が変わっている。大イチョウのあった元宮跡が近くにある。石の碑があるが、伊勢湾台風の年に根古地が建てたものである。大場の八幡神社の移転の理由や経緯は不明である。
大場の八幡神
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大場では田植え時期になるとお寺が10日間ほど幼児を預かった。西運寺には滑り台があって楽しみのひとつだった。学校では農繁期休暇があり、子供も田植えを手伝った。

瑞穂東では昭和34(1959)年に干拓事業の為、揖斐川にサンドポンプを積載した船が停泊していた。伊勢湾台風前の8月の集中豪雨で、その船のロープが切れた時に、サンドポンプごと根古地の若松屋の辺りに流れて行ったのを目撃した。
昭和34年の集中豪雨の時、A氏は32
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養老、高田道道標は、明治13年4月に建立された。旧養老街道にあったものを移動したものである。養老と御井神社への道しるべだった。現在、道標の下方部分は埋まっている。「すぐ 養老 高田 道(以下不明)」「すぐ大垣(垣の字の半分以下不明)」「右 御井神社 せきが原(
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