経済

大坪では江戸時代に、小作の方が得であると判断した人が酒を持って地主に田畑を提供することがあった。
西脇光次郎氏は金屋の大地主で、かなりの力を持っていたが、牧田川の改修工事で傾いてしまった。江戸時代の幕府領の庄屋は自普請で改修工事を行わなくてはならなかったためである。

金屋は細長く、向野までつながっていた。
金屋・直江・飯積の三村それぞれが飯積輪中の水を小畑川に流すための樋管を持っており、三ケ村樋管と呼ばれていた。2010年現在も大垣養老高校(祖父江向野1418-4)の西側に存在する。
金屋は、金屋燈明の所から樋管を通し
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農業協同組合は、昭和20年に民営化されたが、それまでの農業会時代は国家公務員だった。全国農業協同組合中央会については今も人件費のみ国が支払っている。
信用農業協同組合連合会(信連)は農業会時代からあるが、その頃は米の統制が主で、金融業務はあまり行われていなか
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橋爪・室原には文化人が多いが祖父江付近は文化人というよりも上田やす氏に代表されるようなバイタリティ溢れる人が出ている。上田やす氏は明治中期に祖父江で生まれた、上田石灰㈱(大垣市赤坂)の創始者である。
祖父江の高木源太郎氏の娘、やすは上田石灰の創始者上田治一の
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