日吉

宇田の虫送りは、終戦直後の頃まで旗とカンテラを持ってあぜ道を夜練り歩いた。

仁位では虫送りは行っていない。

念長寺の報恩講は今でも30名くらいがお参りする。以前はその年に嫁入りした人が村民に挨拶をする場でもあった。
元々親鸞聖人の命日である12月28日に報恩講を勤めていたが、2010年現在は12月の第1日曜日となった。お斎などは村民によって準備される。橋爪以外に別
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篠塚神社の氏子総代は持ち回りで務める。ただし不適格と周囲に判断され解任されたこともかつてはあった。
篠塚神社の補修、修復のための積み立ては各戸1000円ずつ集める。祭礼等では経費が足りないので神社財産からの持ち出しになる。
篠塚神社の当番になると年12回程
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仁位では現在、八幡神社と神明神社の二社が合祀されている。過去には宇田の五社神社と仁位の八幡神社と神明神社の二社を祀っていた。八幡神社は五社神社の分神ではなく、五社神社があるにも関わらず、八幡神社と神明神社がある理由ははっきりとしない。
昭和30年代に、部落で
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