前田慶次郎が慶長10年(1605)頃、一時期祖父江に住んでいたという伝承がある。関ヶ原合戦後家康の残党狩りを逃れて慶次郎が上杉家に仕えるため関東に行く途中、島左近の娘であるみつとの子、吉兵衛を祖父江の庄屋川瀬彦兵衛に預けた。川瀬彦兵衛は島左近の領地、近江の川瀬村の出身である。みつと慶次郎は京都で会ったのではないかという伝承がある。

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前田慶次郎についての資料は、以下の通り。 米沢市教育委員会発行(平成13年)「前田慶次郎道中日記」資料編p. 11、加賀藩史料「第壹編」p.931。 また、前田慶次郎道中行程図(米沢市発行)によれば、慶長6年(1601)10月24日伏見出発とある。 表示位置は前田碑を示している。