1950年代、A氏は子どもが小さい頃、象鼻山によく遊びに行った。草だらけの細い道を走って登った。松茸は、A氏が探してもちっとも見つからなかった。皆が採った後だったのか、場所が違っていたのかもしれない。A氏のおばさんや子どもたちは小さいのを採って来た。象鼻山の松茸は香りが良いが、滅多に採れなかった。山頂でおにぎりを食べた。見晴らしが良かったのを覚えている。
赤坂の金生山(きんしょうざん)にも高田中学校の先生方とよく行った。上に茶店があり、おでんを食べて一杯飲んだ。見晴らしが良かったが、あの山も石灰岩を採取するために削り取られ、だんだん小さくなった。上にあった松の木もなくなり、さみしい限りである。

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象鼻山で松茸が取れた場所は限られており、年代的には昭和30、40年頃までである。象鼻山に松の木が生えていたころは、周囲の木々の背が低く、上に行くと周りが見えたそうである。表示位置は象鼻山を示している。