地域

一色では虫送りを昔は行っていたが、今は行っていない。

南小倉のA家の菩提寺は禅宗の寒窓寺(海津市南濃町)である。A家で法事など、人が集まる時には必ず寒窓寺と観音寺(小倉、臨済宗妙心寺派)の2箇寺にお参りする。寒窓寺の門徒は現在21戸だが、一時期無住の時があった。
寒窓寺の本山は京都の妙心寺である。A氏は本山が催
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大般若経を読む会は、昔押越の村が大火に遭い、相次いで疫病が流行したため、厄除けを祈願するために慶応4年(1868)にできた会である。会は経典の虫干しも兼ねて10月の農繁期が終わった後に行っている。2011年現在でも続いており、隔年で行われている。以前は家を新築
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押越の八幡神社には金比羅様と神明様が祀られている。以前は大人6人が手をつないで囲めるような大きな杉の木が植わっていたが、伊勢湾台風の後、落雷に遭って傾き、危険なため切り倒された。
八幡神社が所蔵している貞治年代(1362-1367)の頃の美濃の刀匠、直江志津
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土屋輝雄(つちや てるお)氏は養老町高田の画家である。母代りのおばが写真屋を営んでおり、様々な画家が訪れていたのでそれが土屋輝雄氏の糧になったのではないかと思う。
土屋輝雄氏は、体のハンディキャップを乗り越えて、青龍社(せいりゅうしゃ)の川端龍子(かわばた
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