タギゾウくんの養老ノート・・・養老町で見聞きした様々な情報を、テキスト・画像・位置を基に掲載しています。

養老町全域 | タギゾウくんの養老ノート | Page 92
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養老町全域

口ヶ島の粥占と左義長

口ヶ島では粥占いは今でもやっている。照り、里芋、早稲(わせ)、中稲(なかせ)、晩稲(おくて)、小麦、大豆などの出来を占う。粥占いに使用するお釜は2つあったが現在は1つ。天明の飢饉(1783)の時にお粥を炊いて村人に配った。左義長も行っている。

口ヶ島の疱瘡送り

口ヶ島では疱瘡送りは昔からやっていない。

飯ノ木の疱瘡送り

飯ノ木では疱瘡送りはやっていない。

西岩道の虫送り

西岩道では虫送りには松明を灯して持って回った。6月の田植えが終わった頃で、鐘と太鼓を叩いて回った。現在はお宮で虫送りの神事として続けている所がある。具体的な、お宮名は不明である。

飯ノ木の虫送り

飯ノ木では虫送りは6月中旬の日曜に行っている。竹に御幣を付けたものを神社で御祈祷してもらい、8つくらいある各小字に1本づつ立て回る。立てた後の御幣についてはその土地の所有者の方に処分を任せている。昭和30年頃はわらで虫の形を作り村の周りをまわり、たいまつに火を [...]