養老町全域

祖父江にも字向野という飛び地がある。祖父江・直江・江月の中で、正式に字名となっているのは祖父江の向野のみである。養老町史によれば、祖父江字向野は、元和8年(1622)に、祖父江の飛び地となった。
祖父江の向野には農兵隊がいた。農兵隊が池の埋め立て工事を行って
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兵役から帰った人の中には戦争犯罪人とされ、教壇には立てなかった人もいた。当時の教頭、大久保源吾氏に民主主義に関する本を薦められて読んだ。
民主主義となり、教員に適格検査が課せられた。郡役所で、南濃県事務所から派遣された課長が実施した。大久保源吾氏から軍隊式の
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江月に地元で俗称として向野と呼ばれている地区がある。
江月の向野に広い高台の土地があったが、昭和初期には江月の土地改良の埋め立てに使われて、なくなってしまった。大垣養老高校東側の細長く伸びた直江の区画は、その高台の名残である可能性がある。
牧田川の河川流量
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昭和の始め頃、一番最初に直江の向野に移住して来たのは明徳村出身の細川次郎氏だった。その後、宇田・柏尾・明徳などから人が移住してきて集落が出来た。柏尾や明徳からの移住者はおそらく細川氏が連れてきたのであろうと思う。
向野村は9軒だった。その後、亡くなられたりし
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祖父江では災害への対応として婦人会も支援しているが、消防団が大きな役割を担っている。30代から40代で構成されており、区からお願いして入団してもらう。
蛇持にはLB会という女性のボランティアの会がある。養老町では4番目に蛇持地区が備蓄倉庫を建てた。町が揃えて
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