養老町全域
小坪の地主は片野弥佐武郎(かたの やさぶろう)氏であった、息子は片野悦造(かたの えつぞう)氏である。

根古地城が建っていたと目される辺りの地名、例えば根古地区字城屋敷(しろやしき)などは、城跡であることを思わせるものである。

五三川は下笠輪中の悪水排水用に笠郷の五ヶ村、池辺の三ヶ村が作った人工川である。五三川の保全には笠郷に絶対的責任がある。五三川排水機の管理も、昔は笠郷の人が近くに家を建てて行っていた。五三川に関係する八地区、根古地・瑞穂・大場・下笠・栗笠・大野・船附・上之郷間で
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瑞穂の金刀比羅神社の祭神は大巳貴神(おおなむちのかみ)である。崇徳天皇が合祀されている。
瑞穂の金刀比羅神社は元は堤防の上にあった。

安八郡大牧村(現養老町大巻)の庄屋を務めていた鬼頭兵内(きとう へいない)は、尾張国(現愛知県名古屋市)に住んでいた鬼頭家の21代目当主鬼頭兵内景義(きとうへいない かげよし)が17世紀半ばに大牧村に移りすんできたのが初代である。(「鬼頭家の歴史」参照)
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