山口俊郎氏は明治34年(1901)3月21日、養老町高田常磐町に生まれた。作曲家である。代表曲に、「おんな船頭歌」歌:三橋美智也、「男のブルース」歌:三船浩、「長良川旅情」歌:春日八郎などがある。
山口氏の関係で、養老町に三橋美智也や春日八郎が来た。春日八郎は、瓢箪ブギを歌った。
生涯で1000曲以上を作曲した。養老町名誉町民である。
山口俊郎氏は、生きているうちに大事にして欲しかった。山口氏の奥様は晴海さんといい、感じの良い人であった。
山口氏がまだ若い頃、養老小学校に体育館が出来た年にピアノを寄付してくださった。その時の写真がある。山口氏のことは、養老町の人にあまり知られていない。あれだけ立派な人なのに、養老町ではあまり評価されていないように思う。
山口氏を千歳楼へ呼んで一晩お泊めした時に、「小さい時から千歳楼の敷居を跨ぐのが僕の夢だった」と仰っていた。
瓢箪ブギは上石津出身の江口夜詩が作曲したものである。表示位置は墓地内山口俊郎顕彰碑を示している。