永正元年(1504)に栗田勘四郎源光実が滋賀県江州から移ってきて、有尾を開拓した。
栗田勘四郎源光実氏は、四男であったため有尾に出されたのではないかと考えている。平成22年(2010)の当主は13代目で、八幡神社の隣に居を構えている。下池開拓に力を注ぎ、下池東部・西部のほぼ全域の土地を持っていた。十三ヶ村排水路に沿って津島街道が通っているが、この辺りはもとは栗田氏の土地であったことから、現在も下池辺りまで細長く有尾の地番になっている。平成27年(2015)より14代目に移行した。
養老郡史p.933に栗田勘四郎に関する資料あり。近江国栗太郡栗田村(現在の滋賀県栗東市)出身。
表示位置は栗田勘四郎源光実の居を示している。