北小倉では笛の練習用に、10月の八幡神社の本祭りに吹く曲を譜面に起こしてある。9月に入ったら笛の保存会のメンバーが練習を始める。メンバーに年齢制限は無く、後継者確保のために消防団に入る人には必ず声をかけている。伊勢音頭は町内で声に自信のある人が担当する。替え歌にして歌うこともあるが、「伊勢は津でもつ、津は伊勢でもつ、尾張名古屋は城で持つ」の辺りはいつも同じである。
南小倉では昔は笛などは1対1で見よう見まねで覚えたが、今から30年ほど前に、演奏している様子を8mmで撮影して笛の譜面を作った。盆過ぎから予定を組んで笛の練習を始める。若宮からも笛を教えて欲しいと言ってきたことがある。笛は今尾(海津市平田町)の天野屋という店で4500円で購入した。笛は4曲、太鼓は2曲あり、その内1曲はデンガラカシと同じ曲である。八島崩し(ヤシマクズシ)という、一人で途中まで吹く曲がある。

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表示位置は小倉の八幡神社を示している。