下笠の伊勢代参は今も行っている。昔は、行きは百姓の格好で卵を持って行き、途中で路銀の足しにした。戻りは卵を売ったお金で紋付、袴に大小を差して帰ってきた。
素戔鳴(すさのお)神社には伊勢大神宮、伏見稲荷、南宮、牛頭天王の4神が祀られており、代参ではそれぞれに参りに行く。伏見稲荷は2名、伊勢は2名、南宮は以前は代参であったが、平成10年頃からは養老から近いのでその年の神社の世話役全員、牛頭天王の津島は東の36軒を4つの班(東、西、南、中)に分け、代表が1名ずつである。
伊勢大神宮のお札は800円ずつ払い、神社総代が配る。伊勢の御垣内参拝( みかきうちさんぱい )はせず、一般参拝のみ行う。

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表示位置は素戔鳴神社を示している。