飯ノ木では粥占いは行っているが、左義長は行っていない。
飯ノ木では左義長は平成当初までは15日に伊勢参りから戻ってきた後に行っていた。今は1月中旬の日曜日に行っており、特定の日にちには行わなくなった。当日の朝、4時・5時ごろから粥炊きをして粥占いに使う。直径2cm、長さ20cm程度の竹12本の中に粥が入り、その詰まり具合で判定をする。小豆は入っている。社務所の軒下で、5升薪と釜を使って炊く。炊きあがると村中を軽トラックに太鼓を載せ叩きながら回る。12本ある中に総札という竹があり、意味としては全体の平均という意味なのだが、必ずしもその結果になるとは限らない。火災防止を祈念して、炊き出しに使った燃え津を持ち帰り屋根瓦に向けて投げ上げる。

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表示位置は飯ノ木の八幡神社を示している。