桜井では左義長は1月の第2週目の日曜日に行っている。粥占いも同じ日に行う。白鳥神社の境内で大きな釜を使い、薪でお粥を4升~5升くらい焚き、その中に夏作(なつさく)である稲の早稲(わせ)、中稲(なかて)、晩稲(おくて)等8本と春作(はるさく)である麦や小豆、大豆等9本、合わせて17本の竹の管を入れ小豆や粥の詰まり具合を見て占う。それぞれの竹にコシヒカリ、もち米など品種ごとの札を付ける。左義長に合わせて神社の年間行事計画や次に代参に行く人を決めたり、前年の会計報告などを行っている。
表示位置は桜井の白鳥神社を示している。