石畑地内にある灯明は安政五年九月に建立されたことが裏に刻されている。右側面には「常夜燈」の文字が確認できるが、正面と左側面に彫られた文字は風化により判読は不可能である。背面の竿石には右から「村中安全」の文字が彫られている。また竿石の上面の隅に昔の子供が遊んだ跡と思われる、丸く穿ったような凹みがみられる。この燈明は養老警察署の西、石畑村の東部にあったものが土地改良により現在地へ移転された。

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表示位置は石畑の燈明を示している。