小畑千人塚は関ヶ原の合戦(1600)で敗れた落武者が自決したと伝えられており、何本か松の木が植えられていたが、その松の最後の一本が平成13年頃の台風で倒れてしまって今は残っていない。小畑千人塚は、現在延命地蔵尊や白龍大明神が祀られているところで、武将の鎧兜や刀が発見されたという言い伝えがあるほか、白い蛇を見かけたという言い伝えもある。
延命地蔵尊は大垣市の藤井康司先生の指導のもと制作された。白龍大明神のご神体は雌雄の蛇が絡み合うような形の像と言われている。徳風会は小畑千人塚を祀るためにできた会で、現在(平成22年)の会員は23名である。昭和27年に延命地蔵尊と白龍大明神の建立のお祀りが行われ、その時には小畑地区の区長が全員参加して執り行われた。その後4月29日と9月15日にお祀りをしている。延命地蔵尊の供養については相順寺にお願いしている。
平成17年のお祭りの時に石の塊のようなものが見つかり、洗ったところ地蔵であることが判明した。今は祠の脇に立てかけてある。
表示位置は小畑千人塚を示している。