村の東北に池があり、大蛇が住んでいたので地名を蛇持と名づけられた。
船で魚をつかまえに行った人が大きな魚と思った生き物(実は大蛇)の上に乗り上げた。降りられなくなってしまったが、謝ったら放してもらえた。南宮大社では大蛇を持って舞う行事があり、舞の中で口を開くしぐさがあるが、蛇持の方を向けては口を開かないのは大蛇に対する敬意の表われである。
なお、大蛇を持って舞う行事は現在は南宮大社の神事でのみ行われており、蛇持にはこの行事は存在しない。

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表示位置は蛇持を示している。