仁位と橋爪には疱瘡送りの行事があった。子供の成長を祈るものであるが、元をたどれば、天然痘で亡くなった人を弔う行事だったのかもしれないと考えている。
橋爪では米俵の両端をふさぐ桟俵をお盆のようにして赤飯をのせ、村の辻に置いて疱瘡の神を祀った。赤飯は後にはおにぎりになった。但し話に聞いたことがあるだけで実際に見た人はいない。
仁位の疱瘡送りは、辻々に桟俵が置いてあったのを覚えている。

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表示位置は橋爪の村の辻を示している。