昭和年代初めの頃、飯田に消防団があった。青年団や消防団の年齢制限は良く分からないが、中学校を卒業すると誘われて、消防団か青年団のどちらかに入った。専業農家は、両方入らなければならなかったので一番大変な立場であった。A氏は11年間か12年間消防団に入っていた。養老町の消防署が出来てから消防団の人員整理があった。先輩から「一番新しいお前がクビだ」と言われ入団一年目で一度退団式をした。その後、消防団に入団する人がいなくなってしまったので、村に籍のある者は消防団に入ることが義務付けられ、二度目の入団式をした。
A氏が入団するように勧誘に行くと、慌ててその時だけでも籍を移動し、時期を過ぎると籍を戻す人もいた。段々消防団に人がいなくなってしまった。

Posted in その他, 小畑, 経済 | Tagged , | Leave a comment
表示位置は消防庫があった位置(火災のため焼失)を示している。