養老町の正慶寺(養老164)の南東に「加藤別荘」と呼ばれていた別荘がある。
養老館が建っているあたり一帯が加藤氏の土地で他にも加藤氏の別荘は何軒かあった。
2012年現在千歳楼(せんざいろう、養老1079)さんが所有している土地は神戸文左衛門(かんべぶんざえもん)氏の別荘地で、その両隣は加藤氏の別荘だった。
加藤氏の事をよく知る人はおらず、詳細は不明である。
養老町白石在住のB氏が子供の頃の1940年代には、加藤別荘の辺り一帯のことを「かんどさん」と呼んでいた。そのためB氏は、別荘の持ち主は「かんどさん」、つまり神戸文左衛門(かんべぶんざえもん)さんのことであり、神戸さん所有の土地かと思っていたが違っていたようである。
正慶寺の前の別荘が最も昔の名残が残っており、現在でもお茶室などがきれいに管理されている。

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表示位置は加藤別荘を示している。